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大入札会 特集記事Ⅷ
掛け物になった静物画──小茂田青樹《野菜図》
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1. そもそも静物画とは?
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2. 日本の洋画家と静物画
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3. 日本における蔬果の表現
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4. 大正期の日本画と洋画の接近
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5. 小茂田青樹《野菜図》が実現した、リアリズムと自然観の両立
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近代の日本画家たちが、台頭する洋画をそれぞれに意識しながら、みずからの日本画に向き合った時代。栖鳳、松園は日本的な自然観をそなえた蔬菜図を描き、一方で青樹は、盟友・御舟が日本画に持ち込んだリアリズムと、自然を慈しむ視線を調和させて、この《野菜図》のように近代日本画の感性を引き継いだ静物画を描きました。
この作品ひとつとっても、モチーフや、時代背景、作家の受けた影響などなど深掘りする楽しみは尽きません。大入札会専用サイトでは総数286点の作品がご覧いただけます。LOT 180-286は「謝恩価格出品」として普段よりも更にお求めやすい最低価格からの出品となっております。この機会にぜひ皆様の探究心をくすぐるような一品を探してみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
E.H.ゴンブリッチ(天野衛他訳)『美術の物語』ファイドン株式会社、2007年
『石橋財団コレクション 特集コーナー展示 安井曾太郎』石橋財団アーティゾン美術館、2025年
大須賀潔『日本画の表現-描かれなかった主題-』京都市立芸術大学芸術資料館年報 13号、2004年、p.3-13
「フルーツ&ベジタブルズ - 東アジア 蔬果図の系譜」2018年、泉屋博古館サイト(https://sen-oku.or.jp/program/)
『写実の系譜Ⅱ 大正期の細密描写』東京国立近代美術館、1986年
『小茂田青樹画集』日本経済新聞社、1990年
大入札会下見会 開催概要
2026年 3月2日 – 3月8日 *入札締切 17:00
ぎゃらりぃ思文閣 <Google Maps>
10:00 – 18:00 *最終日は17:00迄
大入札会 特集記事Ⅷ 掛け物になった静物画──小茂田青樹《野菜図》
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